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その3 ほんやり(どんど焼)

18/01/02

小正月に行われる伝統行事「ほんやり(どんど焼)」は今年も飯島各所で行われた。正月の火祭「左義長」の一種で、元来荒々しい霊魂を追い退けるものとされていた。

14日夜または15日朝に、正月飾りなど集めておんべを作り、道祖神の前や空き地で焼く。ほんやりの火にあたるとまめ(健康)になりからといって、なるべく家族全員が当たるようにする。書初めの紙は火にかざし、高く上がると字が上手になると言う。また焼け落ちると柳やリョウブの木、青竹にさした繭玉を焼く。よく焦したほうが、夏病みしないと言う。

日曽利地区では、「かさんぼこ」という花飾りをてっぺんにつけ、このかさんぼこを家に持ち帰り無病息災を祈願する。

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ほんやりの火にあたるとまめ(健康)になるからといって、なるべく家族全員が当たるようにする。書初めの紙は火にかざし、高く上がると字が上手になると言う。また焼け落ちるとそよぎ・柳やリョウブの木、青竹にさした繭玉を焼く。よく焦したほうが、夏病みしないと言う。

  *「繭玉」は、米粉でつくったお団子。

?厄年の人たちは、ほんやりを囲みながら、お酒やお菓子・みかんなどを振舞う。ほんやりの松の燃えさしを二つ拾って帰り、一つは火事にならない様にと屋根へ放り上げ、一つは15日の朝のおかゆ(15日粥)に炊く。

飯島では各地区ごとに行われるほんやりやある地区では隣組ごとに行われる耕地もある。また夜にパチパチと火種を散らしながら神聖に行われる地区もある。多くの地区では、達磨の供養でおんべにつるしたり、日曽利地区では、「かさんぼこ」という花飾りをてっぺんにつけ、おんべが倒れた後に、このかさんぼこを家に持ち帰り無病息災・家内安全・五穀豊穣を祈願した。

                      <飯島町誌 下巻から多数抜粋>